日本経済新聞土曜版のベターホーム協会が掲載しているレシピを切り抜いている内に量が増えたので素材別の見出しをつけてファイルに整理した。
そして、気がついたのは、日常生活で何かと引っ張り出して参考にしてきたのは、カラフルな市販のクッキングブックなどではなくて、この切抜きだったと言うこと。
私も料理好きだから、栗原はるみの「ご馳走様が聞きたくて」「ご馳走様が聞きたくて 2」を始めとする名だたる人たちの美麗な料理本を幾冊か買込み、「こんど時間のある時はこれを作ろう」、「このたれを作り置きしていると便利だ」と、ペタペタとポストイットを貼りまくったが、結局一度も実現しなかった。
そして、時間が無くて外食やデパ地下惣菜中心だった会社員生活から、時間の余裕のある年金生活者となって、自炊中心に切り替えた生活で一番頻繁に活用したのは、結局ベターホーム協会のレシピたちだった。
カラフルでスタイリッシュなクッキングブックは、「時間が出来たら作ろう」と思って眺めるためにあるもので、いざ時間が出来ても役に立たない代物だったというのが、私の感想。
写真は特に何度も何度もお世話になっているレシピ達。