
写真はワルシャワ市内地図(青い楕円の中の上方は軍事博物館、下方は国立博物館、
そして赤い楕円の中はワルシャワ中央駅)
参加したツアーのワルシャワ滞在の自由時間に、私が一人で目的もなく中心街の大通りを歩いていたところ、偶然にもワルシャワ国立博物館に行き当たり、入館料が無料なのとオープンな雰囲気に惹かれて博物館内に足を踏み入れた。
後で知ったことだが、この国立博物館は、戦争の合間を縫って建設された巨大な建物で、中世美術の代表作、ヨーロッパの巨匠の作品、ポーランドおよび周辺国の肖像画、古代の遺物、彫刻など、80 万点以上の膨大なコレションを収蔵しているとの事。
とはいえ、その時の私は、国立博物館はおろかポーランド美術に対する予備知識もなく、また、それまでの人生で東欧の美術に触れる機会もなかったので、ただただ展示作品を順番に眺めるだけだった。
そして、私が漠然と感じたのは、ポーランドの「東洋の香りと文化」だったと思う。
広大な地続きのユーラシア大陸の中でも、東ヨーロッパは東洋に近いのだから当然のことではあるが、私は初めて東欧の代表国ポーランドの国立博物館の作品を見て、ポーランドの「東洋の香りと文化」を感じる事が出来た。
ワルシャワ国立博物館を出た私はその足で隣接する軍事博物館にも足を踏み入れた。
そこは、第二次世界大戦時のものや旧ソ連製の兵器も含む戦車や戦闘機、大砲からミサイルまで、実物の兵器がずらりと並べられ、その巨大さだけでなく、そこから立ち昇る迫力に圧倒された。
しかし、戦火を何度もくぐり抜けてきたポーランドの歴史を振り返る上では欠かせない博物館だと私は思った。







