2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

贔屓役者の追っかけ

慎ましい年金生活者になっても、贔屓の歌舞伎役者の追っかけは続けたい。出来れば一等席で。そんな気持ちが高じて東京都の都民向けサービス、歌舞伎座の一等席券を半額で入手できる「都民半額劇場」に応募している。仕組みは、幾つかの対象公演の中から、自…

雇用手当か年金か

2004年5月末に定年退職するに当たって、その後の身の振り方をかなり前から考えていた。私の場合満60歳の定年退職と同時に厚生年金受給資格が生じるので、企業年金と併せると、家計管理をきちんと行えば、ささやかな楽しみを持つ暮らしは可能と見通し…

夏風邪と「らっきょう」

不覚にも夏風邪につかまった。ひき始めは節々が痛み、二日目は高熱と物凄い喉の痛み、喉が痛いから咳をすると辛い、小康状態のときに行きつけのクリニックに駆け込んだ。診断は風邪による咽頭炎との事、扁桃腺が腫れていると聞いてぎょっとした。私の風邪は…

旬の野菜と親密に暮す

忙しくて食事の準備をする時間がない時、或いは身体がピリッとした刺激を欲した時などに重宝して、韓国風お好焼チジミは、これまで私の冷凍食品バーゲン買いリストのトップに位置していた。ところが約一ヶ月前に、野菜の宅配に切り替えてから、タップリの野…

ドーンとメロンを食べる

野菜の宅配を利用するようになって季節感が甦ってきた。これまでずっと近所のスーパーか八百屋を利用していたので、殆どの野菜を一年中食べる事が出来た。しかし、旬の収穫を重視する宅配に切り替えてから、ピーマンは、まだ旬ではない事が分かる。また、自…

日本語の美しさにひたれる本たち

昭和58年の刊行時からこつこつと買い集めた「新潮日本古典集成」シリーズ。これらを、じっくり読み直すことも隠居生活の楽しみのひとつである。「建礼門院右京太夫集」、「和泉式部集」、「法然草」など、幾つか無くしたものもあるが、今のところ25位冊…

ああ、メグレ警視!!!

30年に亘って、今なお、私をひきつけてやまない、ジョルジュ・シムノンの傑作「メグレ警視」シリーズ。繰り返し繰り返し読む度に、登場人物一人一人の、人生の重みが、読む者に、ずっしり迫ってくるミステリーはそうそうあるものではない。パリで生きる人…

隠居Journal事始

四十年近く勤務した会社を定年退職して、隠居暮らしを始めて丁度一年になる。人生90年の時代において60歳で隠居は少し早すぎるかもしれないが、サラリーマン時代から「定年になったら」と、色々やりたいことを積み残してきた。 ジョルジュ・シムノンの傑…