2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

痒い芋

長芋も大和芋も「とろろ芋」と呼ばれる。私は「とろろ芋」は嫌いではないのだが、下拵えをする時の痒さに耐えきれず、洗う時も、包丁で切る時も両手にポリ袋をかぶせるので、ていねいで綺麗な仕上がりは到底望めない。何と言っても、とろろ芋の醍醐味は「と…

(21)野菜のお話(2)とろろ芋

(長芋) (大和芋)

隠居のHarvard Summer School 留学記(25)

2004年8月17日(火) 【De Revolutionibus】今日の午後のwork shopで台湾人ビジネスマンのC氏とのチームで「De Revolutionibus」のタイトルでプレゼンを行った。これは、Plenary Lecture Seriesでの、ニコラス・コ…

新古今の周辺(45)鴨長明(42)源頼政(2)俊恵の視点

それでは長明の師・俊恵は武士歌人の源頼政(※1)をどのように評価していたのであろうか。再び鴨長明の『無名抄』から見てみたい。「56 頼政歌道に好けること俊恵が申しますには、「頼政卿は人並み外れた歌詠みの名人です。かれは、心の奥深く歌の心を持…

ブロッコリーの火加減が分らない

「ブロッコリーは大嫌いだ、二度と食べない」と公言したためにブロッコリー農家から大量のブロッコリーを送りつけられて世界の話題となったジョージ・H・W・ブッシュ元大統領。他方で、子供の肥満防止キャンペーンで「好きな食べ物はブロッコリー」と模範解…

(20)野菜のお話(1)ブロッコリー

隠居のHarvard Summer School 留学記(24)

2004年8月14日(土) 【Web検索は体力勝負】あと一週間を残すのみとなったサマースクールだが、work shopで行うプレゼンは二つとなった。一つはPlenary Lecture Seriesでの教授のニコラス・コペルニクステーマにした講演に基づく「De Revolut…

新古今の周辺(44)鴨長明(41)源頼政(1)藤原俊成の視点

鴨長明は武士歌人の源頼政(※1)を藤原俊成と彼の師・俊恵が高く評価していることに注目して『無名抄』に記しているが、まずは俊成の視点から採りあげてみたい。「55 俊成入道の物語五条三位入道(藤原俊成)が申されることには、「俊恵は当世の歌の上手…