2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

1977年末アメリカ西海岸旅行(3)フィッシャーマンズ・ワーフの海老の背ワタ

シーフード大好きの友人と私にとって、サンフランシスコ湾に面したフィッシャーマンズ・ワーフは何をさしおいても足を運びたい所であった。何しろ目の前の海から水揚げされたばかりの魚介が、ダイレクトにレストランのキッチンに運ばれて客に饗されるのだか…

新古今の周辺(68)寂蓮(15)出家後の歌合(後の2)『御室撰歌

『御室撰歌合』は『守覚法親王家五十首』への撰歌合で、成立は正治元年(1199)から翌年にかけてとされる。判者は藤原俊成と記録されてはいるが、実際には出席者の審議の判断を考慮した判詞が記されている。この歌合での成績は、顕昭・守覚法親王・家隆…

(36)下描きあり・三原色+白で描く(1)二つのリュック

私の場合は、下描きの上に水彩絵具で彩色すると「塗り絵」状態に陥るので、それが嫌で、下描きなし・三原色+白で幾つか描いてみたが、単品野菜とかであれば何とか描けるが、風景や二つ以上の物を組み合わせると途端に行き詰まってしまった。 http://d.haten…

1977年末アメリカ西海岸旅行(2)雲上の年越し蕎麦

1977年頃の企業の仕事納めは12月29日が一般的で、12月30日から翌年の1月4日迄が年末年始の休暇であった。が、当時のパスポートの入出国記録を見ると、出国27.DEC.1997 HANEDA 入国4.JAN.1978.HANEDAのスタンプが捺されているから、あの頃の私…

新古今の周辺(67)寂蓮(14)出家後の歌合(後の1)『六百番歌

東下り、出雲大社参詣、さらに崇徳院を偲んでの四国讃岐への旅など漂白の時代を終えた晩年の寂蓮が、建仁元年(1201)に和歌所寄人に選ばれるまでに出詠した「歌合」から幾つか採りあげてみたい。先ずは、55歳の寂蓮が漂泊の旅を終えて初めて出詠した…