2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

独り善がり読書(4)ヒラリー・クリントンの置き土産「The White House Collection of American Crafts」

もう30年以上前のことだが、私は、アメリカが本拠地の書籍割引販売を売り物にした「Book-of-the-Month-Club」の短期間会員だった事がある。 その仕組みは、自宅に二ヶ月に一度の頻度でカタログが届き、その中から気に入った本を選び、申込書を航空便で送れ…

独り善がり読書(3)近所のBOOK-OFFで一冊105円の至福

2005年頃から、私は近所散歩のついでにBOOK-OFFに立ち寄るのが習慣になったが、その頃はスーパで買い物をすると同じ感覚で、店備え付けの買い物籠を抱えて、ポンポン本を買い込んでいる人が目に付いた。これは、BOOK-OFFが105円コーナーを設けて以来…

独り善がり読書(2)「吉原という経済圏」で生きる人々を活写した極上ミステリー「吉原手引草」

「吉原手引草」松井今朝子著(幻冬社)は、読者に、面白すぎて一気に読みたいが、他方で、選び抜かれた語り口から発散する蠱惑的な吉原の雰囲気をじっくり噛みしめたいので時間をかけて読みたいと迷いを起こさせる本である。 物語は、吉原一の全盛を謳われた…

独り善がり読書(1)モース主任警部のお国では補聴器は国民健康保険の対象!

2007年11月13日の日経夕刊の「早めの補聴器 不便解消」の記事に思わず目が行ったのは、遠からず私も直面する問題であったばかりでなく、「75歳以上普及率わずか一割」の小見出しに惹き付けられたからである。 というのは、私は「補聴器は国民健康保険の対象…