描く・観る(2)「アトリエ」バックナンバー

 昨年9月末の土曜に神保町に出かけた目的は、隠居journal(http://d.hatena.ne.jp/K-sako/)で展開している後白河院時代の寺社勢力に関する資料を探すためであったが、結果的に手にして帰宅したのは1961年12月刊行の「別冊アトリエ〜林武 デッサン」と1959年の「アトリエ5月号〜鉛筆からパステルまでーデッサンの技法」の2冊だった。


   

 ちょうどその年の3月から絵画教室で習い始めたデッサンが手探り状態で、何かしら得るものがあるかもしれないと購入したようだ。

 帰宅してページをめくっているうちに、若干古めかしさをたたえた雑誌の手触り、色具合、読者への語りかけ方などが、妙に私にしっくり合ったのだが、バックナンバーを調べると相当前に廃刊となっていたことが分った。

 他の号もほしいと思いながらそのままになっていたが、先日思い切って「アトリエ」バックナンバーを探して再び神保町の古書店を入念にチェックして、やっと手にしたのが「1969年1月号〜石膏デッサンのコツ」「1969年8月号〜あなたにもできる静物画の描き方」「1970年5月号〜風景スケッチを始める人へ」「1975年9月号〜油絵のテーマと制作の実際」の4冊。


 


 この先もう一年デッサンを深めると決めた私だが、その後は油絵にするか、線描画にするか、風景スケッチにするか、静物画にするか、の、迷いを反映した選択か。