旬の野菜と親密に暮す

K-sako2005-06-19

忙しくて食事の準備をする時間がない時、或いは身体がピリッとした刺激を欲した時などに重宝して、韓国風お好焼チジミは、これまで私の冷凍食品バーゲン買いリストのトップに位置していた。ところが約一ヶ月前に、野菜の宅配に切り替えてから、タップリの野菜を鮮度の落ちない内に使い切る必要が生じて、遂にチジミの内製化に踏み切った。

葱、韮、キャベツ、葉人参といった鮮度の落ちやすい野菜を、一度に大量に食べるには、卵と粉と胡麻油に出動してもらうのが一番だ。料理上手の私の友人は、チジミを焼く時は野菜を山のように盛り上げて、ひっくり返した上から料理用へらでぎゅっと押さえつけると、いくらでも野菜が食べられると知恵を授けてくれた。粉、卵、水、胡麻油さえあれば、具に何を使ってもよいので、チジミのバリエーションはいくらでも広がるし、味付けも様々に工夫が出来る。

近所のスーパー数軒の安売りチラシを比較して野菜を購入していた事を考えると、宅配野菜は確かに割高である。しかし、新鮮で安全という付加価値は、安心感と共に、心身を心地よく維持して生活の質を高めることに繋がり、経済合理性に適っているといえるのではないか。しかも、取れたての旬の野菜は本当に美味しいのだ。
というわけで、今や、私は、野菜多量摂取メニューの開拓に余念がないのである。

写真は葱とホタテのチジミ