2013-06-18から1日間の記事一覧

後白河院と文爛漫(5)法皇も書く(5)近臣残照

仁安4年(1169)2月、43歳の後白河院が最後の俗体で出家のいとまで下鴨神社を参詣した時、神社前の梅の木に降りかかる雪と白い梅との区別がつかないほどで、さらに朱塗りの玉垣までも白く辺り一面が白妙の風情であった。さて、法会も御神楽、法華経…