後期高齢者予備軍の日々(1)全身ステンレス包丁を廃棄するか

老眼と白内障の進行で、咄嗟の時にステンレス包丁の柄ではなく刃に手が行く回数が増えてきた。この調子だとそう遠くない日に刃を強く握って指をスッポリなんて恐れもでてきたので、スタイリッシュなデザインが気に入って長年愛用してきた全身ステンレス製の包丁を廃棄することにした。

危険物なのでマンションの清掃員が怪我をしないように、包丁を広告紙とビニールで幾重にも巻いて、太字で「刃物です」と注意書きをする。

暫く経つと生来のケチ根性が頭をもたげてきて「刃と柄を識別すれば危ない事はないじゃん」という事で手持のカラーテープを柄に巻いて今後も使うことにした。