真夏のガラス・片口卵立 ガスコンロが故障して

1) アトリエから:絵で見る暮らしの断片(2)
(1) 真夏のガラス

暑くなると水出し茶の出番、私は沸騰したお湯を使うが、1パックで上図の二つのガラス容器に満たす。

(2)片口の卵立

毎朝茹で卵を食べることにしたのだが、卵の殻をきれいに剥くのは案外難しい。そこで手製の片口をエッグスタンドに見立てたところ、卵の落ち着き具合が悪くない。

この片口は、会社員時代にストレスで顔面神経痛と不眠症で悩んだ時に、陶芸教室に通い(http://d.hatena.ne.jp/K-sako+kankyo/20140720)土いじりに没頭して窮地から脱した苦い思い出が詰まっている。

2) 真夏の非常事態(1)ガスコンロが故障して
直近の土曜日に夕食の準備に取り掛かろうとしたところ、2年前に設置したばかりのガスコンロが故障した。コンロの点火ボタンを押しても火が点かない。電池切れかと暑い中をコンビニに走り乾電池を買って入れ替えたが、やはり、3個のコンロのいずれの点火ボタンを押しても火が点かない。代わりに全てのコンロとグリルのランプが点灯して「ピーッ」という音が10秒続くだけ。

慌てて取扱説明書とメーカーサイトから必要箇所を出力して目を通すと、「ピーッの音が10秒続くと部品取替えの必要がある」いう事が分った。しかし、修理の電話は月曜朝まで待つしかない。

気が付くと夕食時間はとっくに過ぎ、空腹でイライラしてきたが、コンロが使えなければお湯も沸かせないので、冷蔵庫から小エビと葱入り豆腐炒めを取り出し、黒豆煎餅と冷やし茶で急場しのぎの貧しい夕食を終えた。

一夜明けて、耐熱容器に生卵を落してレンジでチンしたものと、スモモ1個、ヨーグルトで朝食を摂りながら、月曜の朝一で修理依頼の電話をしても、修理個所の点検→部品調達→修理となるとコンロが使えるまでには数日かかる。その間どう凌ぐかを考える。

で、非常時箱から「お湯を入れるだけでご飯」パックと未使用のカセットコンロとボンベを取り出し、説明書を読みながら慎重にカセットコンロを設置した。


しかし、この軽くて安定感を欠くカセットコンロで重量級の圧力鍋を使ってご飯は炊けない。が、お湯を沸かして珈琲は飲める。そこで、ミルを取り出して豆を挽き美味しい珈琲をすすりながら善後策を練る。

先ずは炊きたてのご飯が最優先課題で、自宅には玄米5キロと黒米なので玄米が炊ける3合炊飯器を購入することにして、豚肉・葱入りインスタントラーメンとレンジで蒸した温野菜の昼食を終えて、街歩きを兼ねて有楽町に向かった(つづく)。