2016-01-01から1年間の記事一覧

(16)長崎紀行‘94(2)

長崎の坂道

生活リズムの異なる友人と旅をすると

当時の私は朝5時半に起きて300CCの牛乳、ゆで卵、トースト2枚で腹ごしらえをして都心の職場に始業1時間前に出勤して「人がいなくて静かだと仕事が捗る」とうそぶくOLだった。そんな私が夜型の友人と長崎旅行をした。朝型の私は5時に目が覚めてしま…

(15)長崎紀行‘94(1)

長崎のホテルからの早朝の眺め(1)長崎のホテルからの早朝の眺め(2)

隠居のHarvard Summer School 留学記(22)

閑話休題(3)教授のレクチャーで印象に残った事毎週金曜の午後は、全レベルの英語研修学生が一同に集合して、ハーバードの教授から専門分野のレクチャーを受けるPlenary Lecture Seriesの授業が組まれている。今振り返って思い出せるテーマは、「グアテマ…

正しい夏バテ対策とは

25歳頃、西武池袋線沿線の六畳一間の賃貸アパートに住んで2度の夏を過ごした私であったが、夏になると決まって夜中に腹痛・下痢を起こし、駅前の病院に駆け込む羽目になった。診断名は決まって:「大腸カタル(※1)」。「貴方の様な胃の強い人ばかりだと…

(14)「しぎ焼き」と「大腸カタル」

新古今の周辺(42)鴨長明(39)歌論(11)藤原定家の「本歌取

鴨長明は藤原定家の「本歌取」に対する姿勢を『無名抄』で次のように記している。74 新古の歌 2後鳥羽院御所における歌合(※1)で藤原隆実(※2)が今来むと 妻や契りし長月の 有明の月に 牡鹿鳴くなり 【現代語訳:すぐ行くよと 妻の鹿が約束したのであ…

児童公園の隣のアパートに住む事

そして話は1年後の雨が激しく降りしきる真夜中に飛ぶ。住んでいるアパートに隣接する児童公園で、二人の若い酔っ払いが大声で喧嘩をしていてなかなか寝付かれなかったのだが、何とその片割れが公園とアパートの間に植えている木を伝って私の部屋の窓に近づ…

(13)六畳・風呂無・トイレ共用・閑静(2)

(1969年頃住んでいた賃貸アパートに隣接する児童公園)

閑静な住宅街と痴漢

1969年、25歳の時、西武池袋線沿線の六畳一間・風呂無・トイレ共用の賃貸アパートに住んでいた。大手町のオフィスから45分、最寄駅から7分位で私にはとても便利に思えた。店子は2階に女性が3人、1階に男性が1人、共用トイレは店子の当番制だっ…

(12)六畳・風呂無・トイレ共用・閑静(1)

(1969年頃住んでいた賃貸アパートの窓からの眺め)

インテリアとして江戸箒を

手箒を買ってホンの一時凌ぎの積りで古い姿見の欠けた木枠の先端に引っ掛けておいたのだが、これが妙にマッチして、割賦販売(今や死語)で買って以来使い古して廃品寸前になった姿見を生き返らせている。さらには、老前整理で簡素・シンプルな部屋になった…

(11)江戸箒の佇まい

卵のコストパフォーマンス

長い会社員時代は「お肉を食べないと食事をした気にならない」というほどの肉食女で、その結果はぶあつく張り付いた皮下脂肪でバスト・ウエスト・ヒップは一直線となりお洒落は自分には関係ないものとなっていた。特に配置転換で約1年ほど目黒の職場に勤務…

(10)卵と私の紆余曲折

隠居のHarvard Summer School 留学記(21)

2004年8月6日(金) 【Break the Ice】今日は午後のPlenary Lecture Series の授業で、ニコラス・コペルニクスの著作を世界の果てまで追いかけている、少しマニアックな教授のスピーチに対して、初めて私は質問した。このPlenary Lecture Seriesとは、…

ただ椰子の実の殻をくり抜いただけの何の変哲もないトレー。

1977年(昭和52年)の初めての海外旅行でサンフランシスコとロスアンゼルスを経て最終地のハワイで買った物で、かれこれ40年使っているが、黒い塗盆や木目の美しい丸盆を差し置いて毎日出番を勝ち得てきたのには、使用主にとって得難い持ち味があっ…

(9)40年来の椰子殻のトレー

エアコン嫌いのシニア

この時期は、エアコン嫌いのシニアに対する熱中症対策として「適切なエアコンの温度設定と頻繁な水分補給を」の、お触れがあちこちで目に付く。で、ご多分に漏れずエアコン嫌いのシニアの私は、コーヒーやお茶を飲むたびに多めにお湯を沸かして、このガラス…

(8)熱中症対策のガラス瓶

新古今の周辺(41)鴨長明(38)歌論(10)長明の「本歌取」論

鴨長明は師・俊恵の教えをとりいれつつ「本歌取」に対する自論を「新古の歌」と題して『無名抄』で次のように述べている。74 新古の歌 1一つには、古歌をとるにも(本歌取)にも方法がある。古い歌のなかの、趣のあることばで、歌の中に裁ちいれても飾り…

生食ナッツは朗報

ローストしたミックス・ナッツが好きでお茶うけにボリボリいい音をさせながら食べていたのだが、アーモンドを噛んで居る時に歯にヒビが入り、被せの取替と云う予想外の出費に直面して以来ナッツを食べるのをやめていた。ところが最近友人がビールのお伴にと…

(7)ナッツは生で

日傘よりキャスケット

朝、顔を洗って鏡に映った顔をまじまじと見ていると、微妙に肌の色が違う。おでこから眉周辺は地の色(色黒)、眉から目の下周辺は肌色がかった赤銅色、で、残り部分は赤銅色。多分、顔に日焼け止めクリームを塗っただけで、キャスケットを被って炎天下の屋…

(6)まだら日焼けの顔

隠居はPCで充分

2003年に買って足掛け13年も満足して使っていたNOKIA携帯機を、2015年12月以降使用不可になるとの総務省の通達とかで、他の携帯機に切り替える羽目になった。NOKIA携帯機を買った時の通信キャリアはvodafoneだったが程なく日本から撤退し、その…

(5)NOKIA携帯への未練

今やニット帽は必須アイテム

定年を機にヘアダイを止める積りでいたのに10年近くためらってきたのは、白髪と黒髪がぶち模様の「プリン頭」をどうカバーするかの名案が浮かばなかったから。ところが2年前、ヘアダイ直後に頭皮が炎症を起こし、医師の『ヘアダイ当面停止』の診断を機に…

(4)プリン頭隠しのニット帽

隠居のfootworkは軽く

定年を機に念願の隠居生活を始めて一番嬉しかったのは、重くてかさばるショルダーバッグ、パンプス、そしてストッキングから解放された事だった。40年近い会社員生活を通して、パンパンに凝った肩、外反母趾による半端ではない親指の痛み、そして汗ばむ時…