隠居のfootworkは軽く

定年を機に念願の隠居生活を始めて一番嬉しかったのは、重くてかさばるショルダーバッグ、パンプス、そしてストッキングから解放された事だった。

40年近い会社員生活を通して、パンパンに凝った肩、外反母趾による半端ではない親指の痛み、そして汗ばむ時期のストッキングによる蒸れは堪えがたいものだった。

で、今は、何処に出かけるにも軽い素材のリュックとポケットが沢山ついたカーゴパンツ、それに綿ソックスとウオーキング・シューズと決めている。この格好で出入りできない所は初めから近づかない。