後白河院その人と彼の生きた時代を掘り下げてゆくうちに、「院政期とは、土地私有制度確立へと向かう中世のとば口として激しく揺れ動いた時代であり」「土地所有を巡る訴訟の時代でもあった」との認識を強く抱くようになった。 律令時代の土地は国家に所属し…
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