2010-02-07から1日間の記事一覧

後白河院と寺社勢力(19)国守の受難(2)徴税中の部下を殺された

長保元年(999)8月、大和国城下東郡で早米(早稲)の徴収をしていた大和守源孝道の郎党が数十人の暴徒に殺害された。当時の国守が中央政府に提出した犯罪捜査記録ともいえる「大和国解」(※1)によると、この事件は右衛門権佐(ごんのすけ)藤原宣孝所…