私が「百二十句本」(平仮名本)を定本とした「平家物語」(新潮古典集成)を購入して読んだのは40歳になったばかりの頃であった。その巻第十一・第百五句「早鞆」では幼帝・安徳を抱き抱えて壇ノ浦の海に飛び込んだ母・二位の尼を追って建礼門院が入水す…
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