2018-03-15から1日間の記事一覧

新古今の周辺(75)寂蓮(22)仙洞歌壇(7)『千五百番歌合』(

次に、これも『新古今和歌集』(巻二・春下、一五四番)に入集している寂蓮の歌を採りあげたい。判者は釈阿(俊成)。 二百八十一番 左 有家朝臣 わぎもこが くれなゐぞめの いはつつじ いはでちしほの色ぞ見えける 【現代語訳:私のいとしい人の緋色に染め…