2015-02-15から1日間の記事一覧

新古今の周辺(10)鴨長明(10)歌合(2)俊恵の歌林苑

俊恵は洛北・白河の僧房で歌林苑と名付けた歌合を月毎に催していた。そこには官位の低い僧侶・貴族・女房などが集って親密な雰囲気に包まれていたとされ、会衆の一員だった鴨長明は『無名抄 14 千鳥、鶴の毛衣を着ること』でその場の雰囲気を伝えている。…