2015-02-01から1日間の記事一覧
およそ2千首に近い歌を20巻に収めた『新古今和歌集』の成立において、平安初期以来宮廷・貴族から長明の師・俊恵のうらぶれた僧房にいたる幅広い人々の間で盛んに催された歌合(うたあわせ)の果たした役割は大きい。歌合は歌人を左右に分け、彼らが詠ん…
およそ2千首に近い歌を20巻に収めた『新古今和歌集』の成立において、平安初期以来宮廷・貴族から長明の師・俊恵のうらぶれた僧房にいたる幅広い人々の間で盛んに催された歌合(うたあわせ)の果たした役割は大きい。歌合は歌人を左右に分け、彼らが詠ん…