2012-02-18から1日間の記事一覧

後白河院と寺社勢力(105)遁世僧(26)南都(1)世業を厭って

鎌倉後期の華厳宗の僧で『八宗綱要』『三国仏法伝通縁起』などを著し東大寺戒壇院の長老を務めたた凝然(ぎょうねん)が、師の戒壇院中興の祖・実相房円照(1221〜1277)の生涯を描いた『円照上人行状』には「世業」あるいは「世栄」を厭って遁世し…