2010-02-11から1日間の記事一覧

後白河院と寺社勢力(20)国守の受難(3)追捕官符と王朝の治安機

藤原宣孝の荘官一味に徴税に当たっていた部下を殺害された大和守源孝道の対応は素早かった。彼は郡司が作成した初期捜査記録である「事発日記」に「国解」を添えて朝廷に上奏し、折り返しに朝廷から「追捕官符」を受け、直ちに官人と追捕使を率いて犯人4人…