2009-03-26から1日間の記事一覧

後白河院と平家の女(2)丹後局(中の3)頼朝を翻弄し兼実を失脚さ

武家政権では棟梁となった源頼朝も、中央政治では彼が「日本国第一の大天狗」と評する後白河院の前に歯が立たず、同盟者九条兼実と共に「何事も法皇御万歳後」と院の死を待つ他なかったが、そんな二人にとって、66歳の大往生とは言え建久3年(1192)…