乙前を今様の師に迎えて11年を経た後白河院は、上皇として二条・六条天皇に次ぐ皇位を平家出身の最愛の女性建春門院との間に生まれた高倉天皇を即位させ、政敵平清盛とは緊張感を孕みながらも表面上は穏やかに治天の君としての権力基盤を固める傍ら、自ら…
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