2009-01-27から1日間の記事一覧

後白河院と待賢門院〜なぜ、和歌ではなく今様か(2)親王のライフ

「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思う」は落語の崇徳院でお馴染だが、後白河院の兄の崇徳上皇は歌人としても優れていた。また、息子の高倉天皇も仕えた歌人の藤原定家の手ほどきもあってか、幾つかの歌を残しているが、後白河院が和歌…