2017-07-01から1日間の記事一覧

新古今の周辺(60)寂蓮(7)歌人・中務少輔定長(4)『歌仙落書

承安2年(1172)成立したとされる『歌仙落書』は、歌林苑会衆の小侍従・殷富門院大輔・二条院讃岐を含む平安末期を代表する歌人20人の歌集を収めたもので、定長も「中務少輔定長」の名で最後に出詠した4首が収められ、この頃には既に歌人として評価…