ビードロ美術館

長崎は日本のガラスの発祥の地であるとともに、江戸時代にオランダ交易の唯一の窓口であった事から、ボヘミアンガラスや西洋のアンティークガラスが流入し、これらのガラス工芸品は「ビードロ」あるいは「ギャマン」として当時の大名や豪商に珍重された。

そんな華やかな歴史を留める「ビードロ美術館」には、見事なガラス工芸品が所狭しと陳列され、目を凝らして一つ一つ見つめていると時のたつのも忘れて幻想的な気分に浸れた。