1) アトリエから:透明水彩画と私の相性
ここにきて彩色手法を含めた透明水彩画が私に合っていないのではという疑問が生じ、そこにGW気分が重なって絵の方は停滞気味です。
(1) 水彩絵の具+ α
で、今は、下図のようにクレヨン、鉛筆パステル、ソフトパステル、セミハードパステル、オイルパステル、パステルキューブと水彩絵の具をミックスするとどうなるかを、先に塗ったり後に塗ったりしながら試しているところ。
(ソフトパステルと水彩絵の具)
(鉛筆パステルと水彩絵の具)
(2) アトリエ・ワゴン
ただいま、重い家具を処分して「軽・少・小・スカスカライフ」に向かって精を出しているところ。その第1弾として、画材一式を収納した「アトリエ・ワゴン」作ってみた。
狭い部屋ですから、キャスター付のこのワゴンと安物のイーゼルを取り出せば、部屋はたちまち「アトリエ」と化します。
2) ホーチミンシティ回想(2)バイク無しでは生きられない
ベトナム航空でタンソニャット国際空港に到着して大型バスに乗り込み、ほっとしたのもつかの間、車窓から見える物凄い数のバイクに目を見張った。道路一杯にブンブンと音を立てて走る様子はまるでカブトムシの大群のようです。
現地ガイドによると、ちょうど、帰宅ラッシュにぶつかり、電車やバスの公共交通インフラがまだ整っていないので、通勤、通学、買物、及びレジャーにもバイクを使い、バイクがないと生活が出来ないとの事。
ちょっと笑ってしまったのは、常夏のこの街の人々の避暑方法がバイクを飛ばすこと。一般に仕事を終えるのが午後4時か5時なので、彼らは帰宅して夕食を終えた後にバイクを飛ばして涼をとるのだそうです。
当時のホーチミンシティの人口が800万人とも900万人とも言われ、その大半が若者だが、まず彼らはお金を貯めてバイクを買うそうです。バイクが無ければ恋人も出来ない位必需品で、バイクの70〜80%はホンダ製、次にヤマハ製が続き、ほぼ日本製品で占められているとの事。これでは、交通インフラが整備されない方が、ホンダやヤマハにとっては寧ろあり難いのではないかな。
3日間の滞在で分かったことは、大通り以外は交通信号などが設置されておらず、バスを初めとする大型車両や人間が道路を横断しようとしても、バイクを停めるなり、スピードを緩めるなどの交通マナーが浸透していない街で暮らすのはちょっと大変かなということ。
下図は通勤ラッシュの光景だが大通りなので信号規制に従っている。